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Google、最大4倍高速のテキスト生成モデル「DiffusionGemma」発表

 Googleは、6月10日、実験的なオープンモデル「DiffusionGemma」を発表した。

 これは、テキスト拡散という、高速なテキスト生成手法を探究する実験的なモデル。一般的な自己回帰型大規模言語モデルと異なり、テキストのブロック全体を同時に生成することで、専用GPU上で最大4倍高速な推論を実現する。

 DiffusionGemmaは、インライン編集や迅速な反復処理、非線形テキスト構造の生成など、速度が重要なインタラクティブなAIアプリケーションを開発する開発者のニーズに沿って設計されている。

 デコードのボトルネックをメモリ帯域幅から演算処理に移行することで、高速なトークン出力を実現しつつ、合計26Bのエキスパート混合モデル(MoE)として動作し、アクティブパラメータはわずか3.8Bに収まる。

 また、インテリジェントな自己修正機能を備え、出力を繰り返し改善することで、テキストブロック全体を一度に評価し、リアルタイムで誤りを修正する。ファインチューニングを行うことで、特定のタスクにおけるパフォーマンスを向上させることも可能である。

 DiffusionGemmaは速度と並列生成を優先し、全体的な出力品質は標準のGemma 4よりも低くなる実験的なモデルであるため、高い品質が求められる本番環境ではGemma 4の利用が推奨されている。

 テキスト拡散の仕組みは、画像を繰り返し洗練して鮮明にしていくAI画像生成と同様。モデルは、ランダムなプレースホルダトークンで構成されたキャンバスから処理を開始し、複数回の処理を経て正しいトークンを確定する。それらを文脈の手がかりとして残りを精緻化していく。

 DiffusionGemmaのウェイトはApache 2.0ライセンスの下で公開されており、Hugging Faceからダウンロード可能。詳細はブログポストから確認できる。

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https://codezine.jp/news/detail/24522 2026/06/12 09:00

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