Microsoftは6月9日(現地時間)、.NET 11 Preview 5の公開を発表した。
今回のリリースでは、.NETランタイムやSDK、主要ライブラリ、C#、ASP.NET Core、.NET MAUI、Entity Framework Core(EF Core)にわたる幅広い改良が実施された。
ライブラリ面では、System.Text.JsonがJSON Linesのシリアライズに対応したほか、LINQが完全外部結合をサポートした。暗号化分野ではX25519鍵共有が追加され、Random型に汎用数値APIが導入された。
ランタイムでは非同期サスペンド処理の高速化、JIT最適化、GCのトリミングとコンパクションの効率向上などが行われた。SDKでは、ファイルベースアプリの他C#ファイル参照や、ビルド時の脆弱性およびEOLチェック、統合MCP Serverテンプレートが加わった。コンソールアプリは初期状態からSystem.Net.Http.Jsonを利用できる。
C#では閉じたクラス階層やユニオン宣言・パターンに対応したほか、Unsafe関連アップデートも含まれている。ASP.NET CoreではBlazor SSRのクライアント側バリデーション対応やQuickGridの非インタラクティブ利用、Blazor WebAssembly Gateway、SupplyParameterFromSessionなどが加えられた。
.NET MAUIは信頼性・プラットフォーム関連の改良、アニメーションAPIの強化、Windows MapsのAzure Maps連携、Android API 37の安定化がある。EF CoreはSQL Server 2022互換設定を標準化し、クエリ変換や同期実行警告の強化が実施された。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
