Googleは7月3日(現地時間)、Chrome 151ベータ版を公開した。今回のリリースは、Android、ChromeOS、Linux、macOS、Windows向けベータチャンネルの最新版となる。
同バージョンではまず、CSS分野でいくつかの機能追加と変更が実施された。AnimationEventおよびTransitionEventインターフェースにアニメーション属性が追加され、イベント発生元のAnimationオブジェクト参照が可能となった。また、ruby-overhangプロパティのサポートも追加され、ルビ注釈のオーバーハング制御が容易になった。position-anchorプロパティの初期値もnoneからnormalに変更され、他ブラウザとの整合性が図られている。
Web API関連では、<usermedia>要素の導入や、音声認識エンジンで無言句読点推測を行うunspokenPunctuation属性の追加、RequestやResponse、BlobのストリームにtextStream()メソッドを新設。WebGPUのサブグループサイズ制御や、ARIAの新属性aria-actions対応など、ウェブアプリケーション開発の柔軟性とユーザー補助機能も向上した。
パフォーマンス領域では、Web Performance APIにsoft-navigationとinteraction-contentful-paintのタイムラインエントリが追加され、SPAのソフトナビゲーション計測が可能となった。セキュリティ面ではDirect Sockets権限ポリシーが柔軟化し、WebCrypto APIにポスト量子暗号やハイブリッド鍵交換の実装が加わった。
非推奨・削除事項としては、macOS 12のサポート終了が発表され、今後はmacOS 13以降が対象となる。最新ベータ版はPCはGoogle.com、AndroidはGoogle Playストアから入手可能。詳細情報はChromeStatus.comで公開されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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