SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

ソラコム、IoT通信プラットフォーム「SORACOM」向けの新サービス「SORACOM Inventory」「SORACOM Junction」の提供を開始

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ソラコムは7月5日に、IoT通信プラットフォーム「SORACOM」向けのサービスとして、IoTデバイスの稼働監視や設定の管理、コマンド実行などを可能にするIoTデバイス管理サービス「SORACOM Inventory」と、IoTデバイスがやり取りするパケットにさまざまな処理を適用できる「SORACOM Junction」の提供を開始した。

 「SORACOM Inventory」は、IoTデバイスの管理や設定を、リモートでセキュアに管理するフレームワークを提供するサービス。「SORACOM」のWebコンソールやAPIなどから、「SORACOM Air for セルラー」のSIMカード、およびLWM2Mエージェントを搭載したデバイス、その先に接続されたデバイスの管理を実現する。

 リモートから、設定の確認や更新、ファームウェアの確認や更新、コマンド実行、デバイスの再起動、データ配布や各種メトリクスのモニタリングが可能で、利用料金はアクティブデバイス数とイベント数に応じた月額課金となる。

 なお、7月5日の段階ではLimited Previewでの提供のため、利用目的、使い方、導入時期などを申請する必要がある。また、Limited Preview期間は無料で試用できる。

 Limited Preview終了後の月額料金は、3アクティブデバイスもしくは月間15万イベントまでが無料、100アクティブデバイスもしくは月間500万イベントまでが5000円、300アクティブデバイスもしくは月間1500万イベントまでが13500円、1000アクティブデバイスもしくは月間5000万イベントまでが40500円。

 「SORACOM Junction」は、「SORACOM」コアネットワーク上のVirtual Private Gatewayを通るパケットに対して、インスペクション、ミラーリング、リダイレクションが可能なサービス。これらの機能の利用によって、トラフィックの可視化、セキュリティの強化、トラフィックの制御などが可能となる。

 なお、7月5日の時点で「SORACOM Junction」はPublic Betaとして提供されているが、これはユーザーからのフィードバックをもとに、頻繁に機能追加、進化を続けるという意味が込められており、商用で利用できる。

 利用料金は、基本機能が時間あたり15円(月間10800円相当)、インスペクション機能が時間あたり100円。


【関連リンク】
ソラコム
「SORACOM Inventory」
「SORACOM Junction」

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/10294 2017/07/05 16:05

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング