ファイルメーカーは、Amazon Web Services(AWS)上で稼働する「FileMaker Cloud」の、東京、シドニー、カナダリージョンでの提供を7月11日に開始した。
「FileMaker Cloud」は、Amazon Web Services上で利用可能なFileMakerプラットフォームで、AWS Marketplaceを通じて提供される。2016年9月にアメリカでの提供が開始されたほか、2017年3月からはヨーロッパでも提供されている。
AWS上で稼働するため、サーバのためのハードウェアにかかる費用が不要となり、初期費用を安価に抑えられるほか、ハードウェアのセットアップやソフトウェアのインストールが不要なので、20分ほどで利用を始められる。
このほか、(AWSのメリットでもある)必要に応じて即座にサーバを拡張/縮小できるスケーラビリティの高さや、SSL/TLSレベルの暗号化サポートも「FileMaker Cloud」のメリットとなる。
なお、ファイルメーカーが10月23日~25日に、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催するFileMakerの総合イベント「FileMakerカンファレンス 2017」でも、「FileMaker Cloud」を紹介する。
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