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翔泳社 新刊紹介

絶望的な開発現場で始めた孤独な戦いは報われるのか? 『カイゼン・ジャーニー』が教えてくれる一筋の光明

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 トラブル続きの開発、再三のリスケ、生気のないメンバー、深夜残業……絶望的な現場に飲み込まれたとき、取るべき行動は2つ。転職か、改革か。翔泳社が2月7日に発売する『カイゼン・ジャーニー』では、改革を選んだITエンジニア・江島の奮闘を描きます。

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』は、どうしようもない開発現場に呆れ果てながらも、ある言葉をきっかけに改革を進めようと奮闘するITエンジニア・江島の奮闘を描いた物語です。

 もはや改善不可能にも思えた現場を、江島がたった一人から改革していくその道中で登場するプラクティスに注目すると、読者の皆さんが読んですぐ使えるものがあるでしょう。

 カンバン、仮説キャンバス、バリューストリームマッピング、ユーザーストーリーマッピング、モブプログラミング。それ以外にも多様な方法論が紹介されていきます。知ってはいても実践できていない、どうやって取り組めばいいのか知りたい、本書はそんな方にお勧めです。

 もちろん、今まさに絶望的な開発現場で疲弊しきっている方、どうにか改善していきたいと思っている方には、物語自体が心に染み込んでいくかもしれません。まず何から始めればいいのか、そのヒントも得られるでしょう。

 また、本書を購入していただいた方に役立つ特典として、江島も利用する「仮説キャンバス」のシート(PDF)をプレゼントします。

 仮説キャンバスは、プロダクトやサービスの課題や目的を明らかにし、適用可能なソリューションなどを考案するためのフレームワークです。壁やホワイトボードに掲示できるサイズも用意しているので、ぜひご活用ください。

特典をダウンロード

刊行記念イベント開催!

 本書の刊行を記念して、著者の市谷聡啓さんと新井剛さんが2月7日(水)にイベントを開催します。本書の紹介を中心に読みどころを解説。内容が気になる方や、すでに買おうと決めた方も、ぜひ参加してみてください。

 イベントや応募の詳細は下記ページから。会場参加が満員でも、Zoomを利用したオンライン参加が可能とのことです。

イベントをチェック

あらすじ

 ITエンジニアとしてSIer企業に勤務する江島は、問題だらけのプロジェクト、やる気のない社員たちに嫌気が差していた。

 そんな中、ある開発者向けイベントに参加したことがきっかけで、まずは自分の仕事から見直していこうと考える。

 タスクボードや「ふりかえり」などを1人で地道に続けていると、同僚が興味を示したため、今度は2人でカイゼンに取り組んでいく。ここから、チームやクライアントを巻き込んだ、現場の改革がはじまる。

 チーム内の軋轢、クライアントの無理難題、迫りくるローンチ……。それらを乗り越え、江島がたどり着いた「越境する開発」とは。

目次

第1部 一人から始める
第1話 会社を出ていく前にやっておくべきこと
第2話 自分から始める
第3話 一人で始めるふりかえり
第4話 一人で始めるタスクの見える化
第5話 明日を味方につける
第6話 境目を行き来する
第7話 二人ならもっと変えられる
第8話 二人から越境する

第2部 チームで強くなる
第9話 一人からチームへ
第10話 完成の基準をチームで合わせる
第11話 チームの向かうべき先を見据える
第12話 僕たちの仕事の流儀
第13話 お互いの期待を明らかにする
第14話 問題はありませんという問題
第15話 チームとプロダクトオーナーの境界
第16話 チームとリーダーの境界
第17話 チームと新しいメンバーの境界
第18話 チームのやり方を変える
第19話 チームの解散

第3部 みんなを巻き込む
第20話 新しいリーダーと、期待マネジメント
第21話 外からきたメンバーと、計画づくり
第22話 外部チームと、やり方をむきなおる
第23話 デザイナーと、共通の目標に向かう
第24話 視座を変えて、突破するための見方を得る
第25話 広さと深さで、プロダクトを見立てる
第26話 チームで共に越える
第27話 越境する開発

カイゼン・ジャーニー

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カイゼン・ジャーニー
たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

著者:市谷聡啓、新井剛
発売日:2018年2月7日(水)
価格:2,484円(税込)

登場するプラクティス

モブプログラミング / バリューストリームマッピング / ユーザーストーリーマッピング / 仮説キャンバス / ハンガーフライト / カンバン / 期待マネジメント / リーダーズインテグレーション / ファイブフィンガーなど

 

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この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

 翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/10629 2018/02/01 07:00

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