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話題のあの人にインタビュー!

kizasiサーチエンジンが見つける「今語られている話題」の価値

「みんなが語ったこと」という新しい切り口


kizasi labo、kizasi blog

編集部
kizasi labokizasi blogがありますが、これらはどういった役割でしょうか?
稲垣
ブログはサービスリリースなどの告知に使用しています。
瀬戸口
サービスや機能のフローとしては、それぞれがあったら面白いと思ったものをとりあえず作ってみて、社内の人に見てもらったり、たたいてもらったりします。そして、人に見てもらってもいいんじゃない? というのをラボにあげて、そこで改良を加えつつ、いけそうならkizasiやAPIに吸収していくというようになっています。

静的な情報と流動的な情報の結びつけ

編集部
musicmarQ」というWebサイトを公開されていますが、これはどういったコンセプトのサイトなのでしょうか?
桑原
ミュージックマークという音楽に関わる話題だけをブログの中から拾ってみて、アーティストのプロフィール情報などと結びつけながらやっているサイトです。
編集部
チャンネルをもっと特化させた感じですか?
桑原
そうですね。リッチにした感じです。チャンネルって手作業で作るのでどうしても数が限られちゃうんですけど、アーティストのプロフィールや情報などスタティックなものを持っている巨大なデータベースを用意し、ブログのような流動的な情報とつなげると面白いんじゃないか? と考えています。
編集部
ブログの話題にメタ情報を持ってくるというわけですね。
桑原
静的なデータと結びつけることで、話題になっているキーワードは誰のことを話しているのかということがわかる。さらにこのサイトではListenJapanさんの音楽ニュースを提供していただいていて、音楽DB以外のよそから入ってくる音楽情報と合わせてみたりしています。
編集部
静的な情報量的にはどのくらいですか?
桑原
アーティストで約2万、CDタイトルで6万。今ここでは日本語限定でやっていますが、洋楽にも対応できているのでそれらを含めると5万人ぐらいになります。
瀬戸口
おでかけマップもそうですが、流動的な情報とスタティックな情報をどう結びつけていくかというのは実験の1つですね。
稲垣
単にブログの情報を集めるだけじゃなくて、マップと合わせたり、音楽情報と合わせたりしてみながら展開を探っている感じです。
おでかけマップは地図情報とブログ情報を組み合わせて、話題のスポットを知ることができる

kizasiのメインプログラムはPython

編集部
プログラミング言語は何を使っているのですか?
稲垣
コアエンジンはC++ですね。それ以外の部分、CGIや、コアエンジンをつつくプログラムはPythonです。
瀬戸口
1年ぐらい前にPythonの集まりがあって、そこでお話させていただいたりもしたんですが、kizasiはほとんどの部分がPythonで書かれています。
編集部
Pythonを使われている理由はなんでしょう?
瀬戸口
ホントはPHPを使いたかったんですが、稲垣の方がPythonじゃなきゃダメだ!と言い張るんで。
桑原
私も入社して最初に言われたのは「プログラミング言語は何でもいいんだけど、基本的にはPython」と。何でもよくないじゃんと思いましたね。
稲垣
で、僕は最近Rubyが気になっていて、瀬戸口はPythonを使えるようになっていたんですが、「Rubyに変えない?」と言ったら怒られました。
瀬戸口
だからPythonを使っているのは稲垣によるところが大きいですね。稲垣は以前、スタンフォードに留学していたんですが、スタンフォードでPythonが流行っていたんで、もうそのまま。
編集部
噂によると稲垣さんのPCをセットアップしたのはラリー・ペイジだという話が。
稲垣
そこまで深いつながりじゃないんですけどね、同じ研究部だったんですよ。
編集部
当時の彼はどんな感じでしたか?
稲垣
そうですね。ああなるんだったら、もうちょっと考えておけばよかったな、と。いかに見る目がないかという証明ですね(笑)。でも、スタンフォードって彼に限らず起業している人がいっぱいいるんですよ。あのとき一緒にいた人が何人もベンチャー企業を興していて。向こうはそういうことをやるのが当たり前なんですよね。だからむしろ、「おまえはなんで1000人の会社に勤めているんだ。そんなのおもしろいのか?」って言われたりします。
編集部
それがkizasiを立ち上げた動機?
稲垣
直接、ではないですけど、そういう環境に2年間いたので、起業するという考えに抵抗がないのも確かですね。

kizasiの今後

編集部
今後の展望を教えてください。
稲垣
いろいろあるんですが、英語や中国語などさまざまな言語に対応したいですね。そうすれば正月の時は東の方からハッピーニューイヤーが語られるのかな、と。そういうグローバルな話題を可視化できたら面白そうだなと思っています。
瀬戸口
モバイル機器やゲーム機器などにも対応して、いろんなところで話題に触れられるようにしてみたいです。
桑原
1つの単語の周りに関連語があり、それを分析しているのがkizasiなんですが、関連語の集合って話題を特定するだけじゃなくていろんな意味を見いだすことができるんです。今のkizasiとは違う切り口で、それをうまく抽出できないかと研究しているところです。
編集部
新しい情報分析のスタイルとして、さまざまな可能性がありそうですね。本日はどうもありがとうございました。
 

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この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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