テクマトリックスは、米Parasoftが開発したWebアプリケーションの操作を分析してAPIテストシナリオを自動生成する機能を備えた「SOAtest with Smart API Test Generator」を、9月1日に発売する。出荷開始は10月1日の予定。
「SOAtest with Smart API Test Generator」は、APIテスト自動化ツール「SOAtest Desktop Edition」にWebアプリケーションの操作からAPIテストシナリオをAIによって自動生成する機能を追加した上位製品。
Webアプリケーションの操作やテストの実行中に、Webブラウザで送受信するトラフィックをモニタし、AIを活用してAPIコールの識別とAPIコール間のデータの関係性を分析することで、意味のあるAPIテストシナリオを自動生成する。テストシナリオ自動生成機能は、おもにSPA(Single Page Application)をはじめ、Webブラウザで実行するJavaScriptから、バックエンドのAPIをコールするWebアプリケーションで活用できる。
同機能によって、バージョンアップや機能改善などの保守開発、システムのポーティングといった場面で現新比較を行うAPI回帰テストシナリオの自動生成が可能で、「SOAtest Desktop Edition」のテスト実行機能における、自動生成されたAPIテストシナリオ実行の自動化を実現する。
テスト担当者が実施するUIテストからAPIテストシナリオを自動生成するので、特定のユースケースにおけるUI操作時のAPIコールを理解でき、問題の切り分けやデバッグ時の原因箇所特定に役立つ。
なお、「SOAtest with Smart API Test Generator」には、DB値の直接参照・編集や、APログの検証、バッチ・シェルなど実行形式ファイルの実行といった、APIテストの自動化に寄与する「SOAtest Desktop Edition」のすべての機能が搭載されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です