NHN JAPANが運営する定額型パブリッククラウドサービス「CloudGarage(クラウドガレージ)」は、開発エンジニアを支援する制度「Dev Assist Program(デブ アシスト プログラム)」を強化・拡充し、開発コミュニティイベントや勉強会向けにサーバ無償提供とイベントスペース支援などを、9月26日に開始した。
NHN JAPANは、2017年7月に“エンジニアの好奇心やアイディアをカタチにする”をサービスコンセプトとした「Dev Assist Program」を設立し、エンジニア、開発コミュニティ、スタートアップ企業などを対象に、「CloudGarage」の無償提供を行ってきた。
今回、実施される「Dev Assist Program」の強化・拡充では、開発コミュニティイベントや、セミナーなどの勉強会でも「CloudGarage」を無償で利用できるようになる。
また、勉強会などを開催する際に、虎ノ門ヒルズ森タワー内のNHN JAPANのセミナールームを会場として提供する(ただし、利用にあたっては諸条件がある)。
さらに、全国各地のコワーキングスペースと提携し、提携コワーキングスペースを利用する場合は、「CloudGarage」を2か月間無料で使えるサービスを行う。同サービスによって、コワーキングスペースを利用したエンジニアイベントや勉強会などにおいて、事前にサーバ環境の準備やコストなどを考慮することなく、イベントや勉強会そのものに注力可能になる。
9月26日時点での提携コワーキングスペースは、以下の通り。
- enspace(宮城県仙台市)
- コワーキングスペース7F(埼玉県さいたま市)
- コワーキングスペース茅場町 Co-Edo(東京都中央区)
- MY BASIC OFFICE 虎ノ門(東京都港区)
- コワーキングスペースUmidass(大阪府豊中市)
- ACTBE Horie(大阪府大阪市)
- コワーキングスペース天満(大阪府大阪市)
- トライスペース東大阪(大阪府東大阪市)
- クリエイティブコワーキング「カラム」(山口県周南市)
「CloudGarage」は、インスタンスのサイズ(CPU/メモリ/SSD)を自由に選択してシステムを構築できる定額制のIaaS型パブリッククラウドサービス。料金を気にせず、必要なサイズのインスタンスを何度でも構築・削除することが可能なので、ローカル環境のような気軽さで自由に作業できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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