ヤフーは、生体認証などの次世代認証の標準化を提唱する業界団体FIDOアライアンスの新規格「FIDO2」の認定を、8月に世界ではじめて開催された「FIDO2」の認定テストにおいて取得したことを、9月27日に発表した。なお、国内企業としては唯一の認定取得となる。
「FIDO2」は、生体認証デバイスなどを利用して、Webブラウザによるオンラインサービスへの安全なログインを実現するための規格。
同社は、「FIDO2」の認定取得によって、他社の「FIDO2」認定を取得した生体認証デバイスなどとの接続が担保され、これまでログイン時に必要だったパスワードやSMS・メールで送られる確認コードの入力が不要になり、スマートフォンの指紋認証などの生体認証でログインできるようになる。
また、確認コードを用いたログインと同様に、パスワードを使わないため、リスト型攻撃による不正アクセスを防げる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です