技術者が技術についてわかりやすく説明しなければならないシーンは少なくありません。それはコードを相手にするIT技術者でも同じです。ユーザーマニュアルはもちろん、提案書やメールにしても相手が理解しやすい文章が求められます。『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』では、そのためのテクニックをまとめました。
『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』は、技術者が他者に技術を説明するとき、読み手が理解しやすい文章を書くためのテクニックをまとめた1冊です。
IT領域の技術者であるプログラマーやエンジニアの方も、時には相手に文章で説明しなければならない状況が多いはず。相手の専門外の領域なら当然、相応の知識があったとしても、論理的で簡潔な文章は不可欠です。しかし、当たり前のテクニックでありながら学ぶ機会が少ないのも事実でしょう。
本書では読みやすさを高める様々なテクニックを紹介。実践編ではユーザーマニュアル・取扱説明書、提案書、障害報告書、社外メール文の4パターンを取り上げ、その書き方を詳しく解説しました。実務に直結した例文を掲載しているので、最初は真似するところから始められます。
読者自身が活用するだけでなく、文章の添削指導をしている管理職の方にもお勧めです。
目次
第1章 ロジカルライティング×テクニカルライティング活用の基礎知識
第2章 わかりやすく簡潔な文章を書くテクニック
第3章 読み手に伝わる文章を書くテクニック
第4章 読みやすさを高める文書フォーマット ~表現・表記のルール~
第5章 実践編:ユーザーマニュアル・取扱説明書
第6章 実践編:提案書
第7章 実践編:障害報告書
第8章 実践編:社外メール文
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- この記事の著者
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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