グレープシティは、業務アプリケーション開発に役立つ.NET/Xamarin用コンポーネントを多数収録したスイート製品「ComponentOne 2018J v3」を、11月29日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、初期費用は162000円、更新費用は81000円(どちらも税込)。
「ComponentOne」は、Windows Forms、WPF、UWP、ASP.NET Web Forms、ASP.NET MVC、Xamarinといったテクノロジーに対応したUIコンポーネントセット。業務アプリケーションに求められるグリッド、チャート、入力支援といった機能を数多く収録しており、デスクトップからWeb、モバイルまで、さまざまなアプリケーションの開発を支援する。
今回発売された「ComponentOne 2018J v3」では、Windows Formsを中心に新コントロールの追加や機能強化を行い、アプリを扱うユーザーが直観的にデータのフィルタリング操作を行えるUIコントロール「DataFilter」、グリッドのセル内などの限られた領域に折れ線グラフや棒グラフを表示できる新コントロール「Sparkline」を新たに収録した。
さらに、「Schedular」コントロールの機能強化(Windows Forms)、新コントロール「Simplified Ribbon」の追加(WPF)、ASP.NET MVCテンプレートの強化、「DashboardLayout」の機能強化(ASP.NET MVC)、Xamarin(Android/iOS/UWP)対応の強化といった、新機能の追加および既存機能の強化が行われている。
なお、米Microsoftが2021年に「Silverlight」のサポートを終了することから、12月31日をもって「ComponentOne for Silverlight」の販売を終了する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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