人気の無料ウェブメールサービスは、各社が保存できるデータ容量のサイズを競ってきたが、Yahoo!はついにデータストレージの制限をなくすことを発表した。
米Yahoo!は、無料のウェブメールサービス「Yahoo Mail」で保管できるデータの容量を無制限とすることを現地時間の3月27日に公式ブログで発表したと、CNETなど複数のメディアが伝えた。データ容量の制限解除は2007年5月にスタート。ただし、中国と日本で利用できるようになるのは、まだ時間がかかるようだ。
Yahoo! Mail、GoogleのGmail、そしてMicrosoftのWindows Live Hotmailといった、大手サイトが運営する無料ウェブメールサービスは、各社サービス開始時から保存できるデータ容量の拡大に努めてきた。今回のYahoo!の決定は、こうした動きに先手を打ったものといえる。
こうしたストレージ競争の一方で、GoogleのGmailは、保存容量は2,500MBまでという制限があるものの、添付されたExcelやWordのファイルを閲覧・編集・保存する機能がある。こうした機能面での競争も今後激しくなりそうだ。
参考資料:
Yahoo! Mail goes to infinity and beyond (Yahoo! Yodel Anecdotal)
Yahoo Mail to offer unlimited storage(CNET)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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