米Googleは、Kubernetes上で機械学習の実行を可能にする「Kubeflow 1.0」を、3月3日(現地時間)にリリースした。
「Kubeflow」は、企業におけるソフトウェア開発から機械学習に至る共通インフラの標準化と、機械学習のあらゆるステップでの、オープンソースのデータサイエンスおよびクライドネイティブなエコシステム活用を実現する。
Google Cloudのアプリケーションプラットフォームである「Anthos」上で「Kubeflow」を使用することで、ハイブリッドかつマルチクラウド環境で機械学習のワークフローを実行しつつ、「Google Kubernetes Engine」(GKE)におけるエンタープライズレベルのセキュリティ、自動スケーリング、ログ、ID機能を利用できる。
今後は、「Anthos」を使用したオンプレミスでの機械学習ワークロードを実行するためのサポートや、「Katib」「Batch on GKE」による大規模ハイパーチューニングジョブの実行、プライベートGKEおよびVPCサービスコントロールを使用したデータ流出を防ぐソリューションといった機能の追加を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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