アジャイル品質のための中核パターン:「アジャイル品質プロセス」と「障壁の解体」
QA to AQ 第1回
本連載では、アジャイル開発において効率的かつ効果的に品質保証を進めるために有用な実証済みのパターン集『Quality Assurance to Agile Quality』(以下、QA2AQ)の和訳を、関連するいくつかのまとまりに分けて提供することで、アジャイル開発における品質保証の実践をお手伝いします。初回となる今回は、全体像を解説するとともに、全パターンに共通する考え方やプロセスをまとめた2つの中核パターン「アジャイル品質プロセス(Integrate Quality)」と「障壁の解体(Break Down Barriers)」の和訳を提供します。
この記事は参考になりましたか?
- QA to AQ:アジャイル品質パターンによる、伝統的な品質保証からアジャイル品質への変革連載記事一覧
- この記事の著者
-
鷲崎 弘宜(ワシザキ ヒロノリ)
早稲田大学 研究推進部 副部長・グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授。国立情報学研究所 客員教授。株式会社システム情報 取締役(監査等委員)。株式会社エクスモーション 社外取締役。ガイオ・テクノロジー株式会社 技術アドバイザ。ビジネスと社会のためのソフトウェアエンジニアリングの研究、実践、社会実装に従事。2014年からQA2AQの編纂に参画。2019年からは、DX時代のオープンイノベーションに役立つデザイン思考やビジネス・価値デザインからアジャイ...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
長谷川 裕一(ハセガワ ユウイチ)
合同会社Starlight&Storm 代表社員。日本Springユーザ会会長。株式会社フルネス社外取締役。 1986年、イリノイ州警察指紋システムのアセンブリ言語プログラマからスタートして、PL,PMと経験し、アーキテクト、コンサルタントへ。現在はオブジェクト指向やアジャイルを中心に、コンサルテ...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
濱井 和夫(ハマイ カズオ)
NTTコムウェア株式会社 技術企画部プロジェクトマネジメント部門、エンタープライズビジネス事業本部事業企画部PJ支援部門 兼務 担当部長、アセッサー。PMOとしてプロジェクトの適正運営支援、及びPM育成に従事。 IIBA日本支部 教育担当理事。BABOKガイド アジャイル拡張版v2翻訳メンバー。ビジネスアナリシス/BABOKの日本での普及活動に従事。Scrum Alliance認定Product Owner。SE4BS構築やQA2AQ翻訳チームのメンバー。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
小林 浩(コバヤシ ヒロシ)
株式会社システム情報 フェロー CMMコンサルティング室 室長。CMMI高成熟度リードアプレイザー(開発,サービス,供給者管理)。AgileCxO認定APH(Agile Performance Holarchy)コーチ・アセッサー・インストラクター。Scrum Alliance認定ScrumMaster。PMI認定PMP。SE4BS構築やQA2AQ翻訳チームのメンバー。CMMIやAPHを活用して組織能力向上を支援するコンサルテ...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
長田 武徳(オサダ タケノリ)
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ シニアITアーキテクト。ITサービス・ペイメント事業本部所属。2006年入社以来、決済領域における各種プロジェクトを担当後、2018年よりプロダクトオーナ・製品マネージャとしてアジャイル開発を用いたプロジェクトを推進。現在は、アジャイル開発におけるQAプロセスの確...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
田村 英雅(タムラ ヒデノリ)
合同会社 GuildHub 代表社員。日本 Spring ユーザー会スタッフ。大学で機械工学科を専攻。2001 年から多くのシステム開発プロジェクトに従事。現在では主に Java(特に Spring Framework を得意とする)を使用したシステムのアーキテクトとして活動している。英語を用いた...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
陳 凌峰(チン リョウホウ)
フリーランサー。2003年に上海交通大学(ソフトウエア専門)を卒業後、2006年から日本でシステム開発作業に従事。技術好奇心旺盛、目標は世界で戦えるフルスタックエンジニア。現在はマイクロサービスを中心にアジャイル 、DevOpsを展開中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です