米IBMは、世界的なオープンソーステクノロジーソリューション構築コンテストである「Call for Code」の2020年版「The 2020 Call for Code Global Challenge」のテーマとして、すでに発表済みの「気候変動」に加えて、「新型コロナウイルス(COVID-19)」を3月20日(現地時間)付のブログエントリにて発表した。
今回の、新型コロナウイルスのテーマへの採用は、「Call for Code」が社会におけるもっとも差し迫った問題に取り組むために開始されたことに由来する。
「The 2020 Call for Code Global Challenge」では、新型コロナウイルス対策のためのオープンソーステクノロジーソリューションとして、正しい感染対策や検疫に関する情報など危機についての情報をやり取りするための「コミュニケーション」、新型コロナウイルスへの感染を防止するために休校中の子どもたちを支援する「遠隔教育」、そして気象データや医療物資の提供といった地域コミュニティの団結を促す仕組みの実装が求められている。
なお、同コンテストにおける「気候変動」テーマに向けたスターターキットの提供も、あわせて開始された。「水の持続可能性」「エネルギーの持続可能性」「災害復興」という3つの領域に対応したスターターキットが用意されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です