米Fastlyは、エッジ開発に必要なリソースへのアクセスを容易にする、開発者向けリソース「Developer Hub」を5月20日に発表した。
「Developer Hub」では、開発者がFastlyのエッジクラウドプラットフォーム上において、高速でスケーラブルかつ、安全なアプリケーションの構築に必要なあらゆるツールにアクセスできるハブ機能を提供する。
さらに、テスト用サンドボックス、即デプロイ可能なコードスニペットのほか、チュートリアル、参考資料、ドキュメントのリポジトリを集約している。グローバル企業の開発者に、デジタルトランスフォーメーションの推進に必要なツールを提供することで、今後エッジコンピューティングが実行可能なものとなる。
主な特徴は、検索性の高いドキュメントとサンドボックスのテストの2つ。堅牢で操作しやすい変更ログやリファレンスは、VCL(Varnish Configuration Language)や「Fastly API」のさまざまな機能に関する情報を開発者へ継続的に提供する。強力で柔軟性の高いテスト用サンドボックスの「Fastly Fiddle」を使用することで、開発者は本番環境の設定のテストを行うことができる。
「Developer Hub」には、Fastlyのベータ版サーバーレスコンピューティング環境である「Compute@Edge」上での構築に必要なツールやリソースが近日追加される予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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