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6割超のITエンジニアが緊急事態宣言発令後も客先に出社、BlueMemeが調査

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 BlueMemeは、新型コロナウイルス感染症の影響による緊急事態宣言前後における、クライアント先に出社しているITエンジニアのテレワーク移行に関する実態把握を目的とした調査結果を、5月29日に発表した。

 同調査は、東京都内在住でクライアント先に出社して業務を行うITエンジニアを対象に、4月27日~28日の期間に実施され、102名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、緊急事態宣言発令前の3月に、クライアント先に出社した割合を尋ねたところ、「100%出社」と回答したITエンジニアは61.8%に達した。また、数日でも出社する必要があったITエンジニアを含めると、87.3%が緊急事態宣言の発令前にはクライアント先に出社していたことが明らかになっている。

緊急事態宣言発令前にクライアント先へ出社していたか

 3月にクライアント先に出社したと回答した人(89名)に、緊急事態宣言の発令後に出社した割合を尋ねた質問では、「100%」が18.0%、「出社:80%以上・在宅勤務:20%以下」が7.9%、「出社:50%以上~80%未満・在宅勤務:20%以上~50%未満」が9.0%、「在宅勤務100%」が25.8%と、緊急事態宣言の発令後も程度の差こそあれ出社する必要があったITエンジニアが74.2%も存在した。

緊急事態宣言発令後のクライアント先への出社割合

 緊急事態宣言の発令後も出社した人(66名)に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「個人や委託先の自宅からテスト環境や本番環境にアクセスできない」という回答が69.7%に達している。そのほか、「クライアント先からの要望」「対面でなければ行えない業務である」といった意見も寄せられた。

緊急事態宣言発令後もクライアント先へ出社している理由
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