米VMwareは、「Kubernetes 1.18.8」に対応した「VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition 1.9」の一般提供を、10月2日(現地時間)に開始した。
「VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition 1.9」では、VMware NSX-Tデータセンターのサポートを含む、Windows Server 2019およびWindowsコンテナに対応した「Kubernetes 1.18」サポートが含まれており、Windows開発者とプラットフォームオペレータは、コンテナ内でWindowsアプリケーションを開発して移植性を高め、KubernetesのLinuxベースアプリケーションとともに管理を一元化できる。
さらに、既存のSDDC投資を活用した管理コンソールやBOSHによるライフサイクル管理など、VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated EditionのワークフローにWindowsを統合したターンキーソリューションを利用できるようになっている。
ほかにも、vSphereのコンピューティングプロファイル作成が可能になり、プラン内の残りのクラスタを更新することなく、クラスタのコンピューティングリソースを更新できる。また、NSX-TデータセンターとTanzu Kubernetesグリッド統合クラスタ両方のリカバリや、Veleroを使用したバックアップとリカバリ、証明書のローテーションへの対応といった新機能が搭載された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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