米Microsoftは、Microsoft Edgeの拡張機能「Microsoft Edge Tools for VS Code」を大幅に改善し、10月1日(現地時間)に一般提供を開始した。
最新のMicrosoft Edge Tools for VS Codeでは、Visual Studio Codeにエレメントとネットワーク拡張機能が統合されたほか、機能拡張をより簡単に開発できるようにしている。
ほかにも、Microsoft Edgeのインスタンスを起動してデバッグする方法が変更され、既存のブラウザインスタンスへ接続するか、新たなインスタンスを起動するか、「ヘッドレス」ブラウザを使用するかを選べるようになった。
「ヘッドレス」オプションでは、独自のブラウザウィンドウが表示されず、タスクバーに追加アイコンも表示されない。同オプションによって、Macで発生していた「拡張機能がフォアグラウンドにないブラウザウィンドウを非アクティブとして報告する」という問題が解決される。なお、新しいブラウザインスタンスをヘッドレスにするかどうかは、設定で選べる。
さらに、ネットワークペインに関する2つの拡張機能に重複が発生していたことから、最新版ではこれらを1つに統合するとともに、「ネットワーク」タブの有効化を可能にした。
なお、現状ではデフォルトでネットワークペインをオフのままにするが、開発チームではネットワークまたは追加のペインをデフォルトで有効にするかどうかについて、ユーザーからのフィードバックを求めている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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