米Amazon Web Servicesは、Apache Flinkでストリーミングデータをリアルタイムで変換および分析できる「Amazon Kinesis Data Analytics」において、実行中のアプリケーションを強制停止して、そのステータスを「Ready」にリセットして、アプリケーションをより細かく制御可能になるとともに、アプリケーションがスケールアップまたはスケールダウンしているかどうかを確認できるようになったことを、10月8日(現地時間)に発表した。
Amazon Kinesis Data Analyticsでは、設定ミスによってアプリケーションが応答しなくなった場合、アプリケーションを強制的に停止するか、StopApplication APIで強制フラグを設定するかを選べるようになっている。強制停止では、アプリケーションの状態を保存するなど追加のアクションを実行せず、データ処理を停止してアプリケーションを「Ready」ステータスに移動する。
また、新しい自動スケーリングアプリケーションのステータスによって、アプリケーションで自動スケーリングが有効になっている場合に、アプリケーションがいつスケールアップまたはスケールダウンされているかを、より明確に把握できるようになった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です