Serverless Operationsは、AWSのサーバレスアーキテクチャに特化したコスト管理サービス「Costless」の、AWSのマーケットプレイス上での販売を、1月4日に開始した。
「Costless」は、サーバレスアーキテクチャで構成されたAWSアプリケーションのコストの詳細や日ごとの推移をダッシュボード上で可視化し、支払うコストの詳細を把握しながら継続的なコスト最適化、および削減を可能にするサービス。
アカウント全体のサービスごとの支払額を確認できるので、サービス単位でどのようにコストが推移しているのかを、アカウント内で簡単に確かめることが可能なほか、AWSのマネジメントコンソールでは対応していない、リソースレベルでのコストの使用状況把握にも対応している(API Gateway、Lambda、DynamoDBのみ対応)。また、DynamoDBテーブルやLambdaファンクション、APIごとにおけるコストの詳細も把握できる。
AWSの使用料金が月1000ドル未満と、AWSの使用料金が月1000ドル以上の2つのプランを用意しており、どちらのプランもサブスクリプション開始から14日間は、トライアル期間として無料となる。
利用料金は、AWSの使用料金が月1000ドル未満向けプランが無料、AWSの使用料金が月1000ドル以上向けプランがAWS使用料金の1.5%。
今後は、Slackやメールによる通知、対応AWSサービスの拡大、最適な設定値のレコメンド、ビリングアラート、チーム機能などへの対応も予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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