米Synergy Research Groupは、クラウドインフラストラクチャサービスへの第4四半期の企業支出は370億ドル強で、前四半期より40億ドル多く、2019年第4四半期から35%増加したというデータを、2月2日(現地時間)に発表した。
引き続きAmazonとMicrosoftの2社が、世界のクラウドプロバイダ市場の半分以上を占めているが、Microsoftは世界市場で20%のシェアを獲得し、トップのAmazonに急速に迫っている。
一方で、Microsoft、Google、Aribabaは過去4年間で着実に市場シェアを獲得してきたものの、Amazonの市場シェアはその4年間で32~34%を維持しており、小規模なクラウドプロバイダが過去16四半期で計13%の市場シェアを失った。
四半期ごとのクラウドインフラストラクチャサービスの収益(IaaS、PaaS、ホスト型プライベートクラウドサービスを含む)は371億ドルに達し、Synergyは2020年通年の収益は1290億ドルになると予測する。パブリックIaaS/PaaSサービスが市場の大部分を占めており、パブリッククラウドでは上位5社が市場の80%を支配している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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