米GitLabは、Web型Gitリポジトリマネージャ「GitLab 13.10」の提供を、3月22日(現地時間)に開始した。
「GitLab 13.10」では、日常的なタスクを自動化することで効率を高め、制御を失うことなく組織内でDevOpsを成長させるための新機能として、プロジェクトレベルで(マージリクエストを介して)変更のリードタイムを追跡する新しいAPIを備えたDORAメトリクスと、グループレベルのAPIを介したデプロイメント頻度メトリクスのサポートが追加され、プロジェクトのポートフォリオをまたいで全体のブロッカーを追跡および識別できるようになっている。
また、問題発生時に複数の監視ソリューションからのアラートを統合および管理するのに役立つツールが追加されるとともに、複製されたパッケージレジストリと複製グループWikiのデータ整合性を自動的に検証することによって、GitLab Geoを使用している顧客のディザスタリカバリも強化された。ほかにも、Red Hat OpenShiftにおけるGitLab Runner Operatorの一般提供も開始されている。
セキュリティ関連では、複数の脆弱性ステータスを同時に変更可能になっており、関連情報をすばやく特定してトリアージできるよう、脆弱性レポートにクリック可能なファイルと行番号のリンクを導入し、関連する脆弱性の詳細に直接リンクできるようにした。また、脆弱性トレンドチャートの双方向性を強化し、情報の検索と共有を容易にしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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