米Googleは、同社が提供する、イベントに応答する単一目的のスタンドアロン関数を作成するための軽量で使いやすいコンピューティングプラットフォーム「Cloud Functions」において、PHPのサポートを、4月24日(現地時間)に導入した。
Cloud FunctionsにおけるPHPサポートは、「Functions Framework for PHP」によって実現しており、慣用的なPHP関数を記述してビジネスクリティカルなアプリケーションと統合レイヤーを構築できる。
また、プレビュー提供の「Cloud Functions for PHP」を使用すれば、プライベートVPCネットワーク内のリソースへのアクセスを備えたフルマネージド「PHP 7.4」環境に関数をデプロイ可能で、PHP関数は負荷に基づいて自動でスケーリングされる。
Cloud Functionsでは、HTTPイベントに応答するHTTP関数、Pub/Sub、Cloud Storage、Firestoreといった外部および内部サービスから発生したイベントを処理するCloudEvent関数を記述できる。
PHPのクラウド関数は、Cloud Loggingを介したロギングをサポートしているので、情報とエラーメッセージはCloud Loggingクライアントライブラリを使用するか、stderrを使って記録する必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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