オープンソースのJavaScriptトランスコンパイラ「Babel 7.14.0」が、4月29日(現地時間)にリリースされた。
「Babel 7.14.0」では、クラスフィールドとプライベートメソッドがデフォルトで有効になり、プライベートフィールドと静的クラスブロックのブランドチェックが追加されたほか、ステージ1の非同期do式のサポートが追加されている。
また、「TypeScript 4.3」の機能を処理できるようになるとともに、@babel/parserにTypeScript宣言ファイルを正しく解析するためのオプションが新たに搭載された。
ほかにも、Node.jsセマンティクスに準拠するCommonJSへのECMAScriptインポートをコンパイルすることによって、デュアルモジュールの作成が容易になる、importInterop: nodeオプションが新しく導入されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です