AWSは、Amazon Managed Service for Prometheus(以下、AMP)で取り込んだメトリクスサンプルの料金を最大84%値下げすることを5月4日に発表した。
AMPは、Prometheusとの互換性を持つ、完全マネージド型のモニタリングサービス。オープンソースPrometheusクエリ言語(PromQL)により、AWSまたはオンプレミスでコンテナ化されたワークロードのパフォーマンスを監視できる。ワークロードの拡大縮小に合わせ、運用に関するメトリクスの取り込み、保存、クエリの機能が自動的にスケーリングされる。
同機能を使用する場合、取り込んだメトリクスサンプルや、保存したメトリクス・メトリクスサンプル、およびクエリの実行時間にもとづいて、使用した分だけ料金が発生する。今回の値下げにより、以下のような料金となった。
- 最初の20億サンプルまでに取り込んだ1000万サンプルあたり0.90USD
- 次の2500億サンプルまでに取り込んだ1000万サンプルあたり0.35USD
- 2520億(上記の累積合計)を超えるサンプルを取り込んだ場合、1000万サンプルあたり0.16USD
今回の料金変更はAMPが利用可能であるすべてのリージョンに適用される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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