米Microsoftが創設した.NET財団は、.NET開発者コミュニティに対して2020年11月1日~2021年3月31日(現地時間)の期間に実施した調査の結果を発表している。
.NETを用いて開発してきたアプリケーションとしては、「Webサービス/API」がもっとも多く、「Webアプリケーション」「コンソールアプリケーション」「ライブラリ」がそれに続いた。
現在、ターゲットとしている.NETのバージョンとしては、「.NET 5」が最多となり、以下「.NET Core 3.1 LTS」「.NET Framework 4.0~4.7.2」「.NET Framework 4.8」が続いている。
利用しているアプリケーションモデルを尋ねた質問では、「ASP.NET Web API」「Entity Framework」「ASP.NET MVC」が上位を占めた。
利用しているSPAフレームワークは、「Angular」「Blazor」「React」の順となり、「シングルページアプリケーションは作成しない」という回答が4位にランクインしている。
利用している開発ツールは、「Visual Studio」がもっとも多く、「Visual Studio Code」「GitHub」「.NET CLI」がそれに続いた。
現在使用しているプログラミング言語は、「C#」が他を大きく引き離して1位となり、以下「JavaScript」「TypeScript」「Python」「F#」が続いている。
この1年間に使用したことのあるプログラミング言語としては、「C#」「JavaScript」「TypeScript」「Python」「C++」などが挙げられた。
習得してみたい言語は、上位から順に「C#」「Rust」「TypeScript」「F#」「Python」「Go」「JavaScript」「Dart」「C++」がランクインしている。
利用しているクラウドプロバイダを尋ねた質問では、「Microsoft Azure」が最多となり、「Amazon Web Services」がそれに続いた。また、「利用していない」という回答も3位にランクインしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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