米Googleは、オープンソースのモバイルアプリケーションフレームワークFlutterの最新版となる、「Flutter 2.2」を開発者イベント「Google I/O 2021」にて5月19日(現地時間)に発表した。
「Flutter 2.2」は、Flutter 2を基盤として構築されており、モバイルアプリケーションの開発だけでなく、Webアプリケーションやデスクトップアプリケーション、および組み込み用途に使えるようにする機能が搭載されている。
「Flutter 2.2」では、標準でnull安全となったほか、パフォーマンスとWebターゲットのアクセシビリティなどを向上した。ほかにも、広告SDKにおけるnull安全とアダプティブバナーフォーマットの追加、iOSとAndroidでの支払いを可能にする支払いプラグインの導入、アプリ内購入プラグインの更新が行われている。
あわせて、「Dart 2.13」もリリースされており、同バージョンではFFIにおける配列とパック構造体のサポートが追加され、ネイティブの相互運用性が拡張されるとともに、タイプエイリアスがサポートされることでコードの可読性が向上し、リファクタリングが容易となった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です