プログラミング言語「Python 3.10」の最新ベータ版となる「Python 3.10.0b2」が、6月1日(現地時間)に公開された。
「Python 3.10.0b2」は、「Python 3.10」のベータリリースとして計画されている4つのうちの2番目であり、幅広いコミュニティが新機能とバグ修正をテストし、新機能リリースをサポートするプロジェクトを準備する機会を提供することを目的としている。
「Python 3.10」には、おもな新機能としてPyUnicodeObjectにおけるwstrメンバの非推奨、X|Yのような共用体型記述の許可、引数仕様変数、正確な行番号、zipへのオプションの長さチェック追加、括弧で囲まれたコンテキストマネージャの正式な許可、distutilsモジュールの非推奨、明示的な型エイリアスなどが搭載される。
なお、次回のベータリリースである「Python 3.10.0b3」は、6月17日(現地時間)の公開を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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