米HashiCorpは、イメージの作成と展開の間のギャップをイメージ管理ワークフローで埋められるクラウドサービス「HCP Packer」を、6月9日(現地時間)に発表した。同サービスは、今後数か月以内にベータテストでの提供が行われる。
HCP Packerは、「HashiCorp Packer」のワークフローを強化すべく設計された、クラウドベースの新たなサービススイートであり、最初のサービスとしてイメージファクトリとイメージデプロイメントの橋渡しを目的としたメタデータ追跡ツール「HCP Packer registry」が発表されている。
HCP Packer registryは、現在HashiCorp Cloud Platform(HCP)上で開発中であり、数か月以内にベータ提供を開始する。
HCP Packerは、イメージのライフサイクル管理簡素化、ガバナンスの一元化、現在のワークフローのサポートを最初の目標として掲げており、今後提供が予定されるベータ版では、いくつかの環境変数を設定するだけでアーティファクト情報をサービスに送信して使用可能にするとともに、テンプレート内でより高度な構成オプションの提供を行う予定となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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