Springフレームワークの開発チームは、SpringによるGraphQLの実装であるSpring GraphQLのバージョン1.0に向けた最初のマイルストーンを、7月6日(現地時間)にリリースした。Spring GraphQLは、GraphQL JavaとSpringフレームワークの両チームによって開発されている。
GraphQLは、APIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムでもある。
Spring GraphQLは、GraphQL JavaとSpringフレームワークを、可能な限り最良な方法で統合することを目的に開発されており、基本的な機能としてSpring MVCとWebFluxの両方で使用できる、WebMvcおよびWebFluxの機能エンドポイントAPIに基づいて構築されたHTTPハンドラ、GraphQLサブスクリプションストリームをサポートするgraphql-wsによるWebSocketハンドラ、すべてのGraphQLリクエストをインターセプトし、HTTPヘッダを検査してGraphQLのExecutionInputやExecutionResultを修正するWebインターセプション、すべてをまとめて実行可能なアプリケーションにするブートスタータを搭載する。
そのほか、セキュリティ、テスト、メトリックといった重要な機能についての検討も行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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