AWSは「Amplify」において、フルスタックなCI/CD機能を新たにローンチしたことを7月1日に発表した。
Amplifyでは、スケーラブルなフルスタックアプリケーションを迅速に構築することができる。フロントエンド開発者は、素早くバックエンドを構成してアプリケーションと接続し、静的なウェブアプリケーションのデプロイを数クリックで実行できる。加えて、AWSコンソールの外部でも、簡単にアプリケーションコンテンツの管理が可能。一般的なウェブフレームワーク(JavaScript、React、Angular、Vue、Next.js)やモバイルプラットフォーム(Android、iOS、React Native、Ionic、Flutter)がサポートされている。
今回のローンチにより、条件付きバックエンドビルド、ビルド時のaws-exports.js自動生成、および複数のフロントエンドブランチ間でバックエンドを再利用するためのよりシンプルなコンソールワークフローをサポートするようになった。
コミットされた「amplify」フォルダで変更が検出された場合にだけ、バックエンドが更新される。また、コンソールでは、フロントエンド・バックエンド両方に対するフルスタックなデプロイを設定するためのワークフローが改善された。
ブランチを任意のAmplifyアプリからバックエンド環境にポイントするだけで、Amplifyは単一のワークフローでフロントエンドとバックエンドを自動的にビルドしてデプロイする。さらに、フロントエンドだけをビルドする場合は、aws-exportsファイルをチェックする必要がなくなった。加えて、選択したバックエンド環境のビルド時にファイルを自動的に生成する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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