チェコのJetBrainsは、Python統合開発環境「PyCharm 2021.2」のリリース候補版を、7月22日(現地時間)に公開した。
同社は、「PyCharm 2021.2」のメジャーリリースに向けて、新機能の最後の仕上げを行うとともに、重要なバグの修正を行っている。
最新のアップデートとしては、Python 3.10に準拠して、case句のパターンがPEP8に従って適切にフォーマットされるようになったほか、リモートインタープリタ、WSL、Dockerにおいて、インストールされているパッケージのリストが表示されるようになった。
ほかにも、PyCharm型チェッカがリテラル文字列に対応し、Jupyter Notebookにおいてセルの実行とセルに関連するアクションにおける、いくつかの問題が修正されている。また、デバッガがIPython 7.25で動作するようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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