米Googleは、エンタープライズ向けとして厳格な要件によって管理される「Google Enterprise API」を、7月27日(現地時間)に導入した。
Google Enterprise APIは、Google Cloud、Google Workspace、Google Maps Platformの、大部分のAPI(コンシューマAPIを除く)に適用されるラベル。
同社が掲げる、顧客が積極的に使用している限り、機能を削除(または下位互換性のない方法で変更)しない、という原理に基づいており、唯一の例外である重大なセキュリティ、法律、または知的財産の問題が引き起こされない限り、非推奨または重大な変更が避けられない場合は、移行を可能な限り簡単にすることが担保されている。
サポート終了は、少なくとも1年前には通知されるため、顧客はツール、ドキュメントなどにアクセスして、同等の機能とパフォーマンスを備えた新しいバージョンへ移行できる。また、同社は新バージョンへの移行負担を可能な限りゼロにするよう、支援を行う。
さらに、これらの信条に確実に従うべく、APIに導入される変更については、製品およびエンジニアリングリードの集中管理委員会によってレビューされ、厳格な製品ライフサイクル評価に従うこととなる。
なお、上記の原則は、Google Cloudにおいて「Google Enterprise API」とマークされたすべてのAPIに適用され、他のGoogle APIとは区別される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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