統合開発環境のAptana IDEは、Adobe AIRについてもサポートした。
統合開発環境のAptana IDEは10日にバージョンアップを行い、Adobe AIR開発についてもサポートした。Aptana IDEはWebサイトより無償でダウンロードすることができる。なお、別途Adobe AIR SDKをインストールしておく必要がある。
Aptana IDEはEclipse RCPをベースとした統合開発環境。当初はJavaScriptや、HTMLなどの編集機能を持ったIDEだったが、Ruby on Rails用のプラグインが公開されるなど、サポートする言語の幅を大きく広げている。今回のAIRについてもプラグインという形で提供された。
Aptanaは単体で起動する「Aptana IDE」版と、Eclipseのプラグイン版の2種類が用意されている。AIRプラグインに関しては、Aptana IDEの場合はIDE起動後ホームページを通じて、Eclipseの場合は下記のURLを更新機能に登録することでインストールできる。
- http://update.aptana.com/install/3.2/
- http://update.aptana.com/install/air/3.2/
なお、インストール後は、環境設定ページよりAdobe AIR SDKのパスを設定する必要がある。
現在のバージョンではHTML・JavaScriptを使ったAIR開発をサポートしており、PrototypeやDojo、YUIといった様々なJavaScriptライブラリを取り込める機能を持っている。作成したAIRアプリケーションを配布用AIRファイルとして出力することもできる。
また、詳細な導入方法・使い方はAptana.tvという動画サイトで公開されている。
関連サイト
Aptana :: Weblog:Aptana IDE adds support for Adobe AIR
Aptana:ダウンロードページ
aptana.tv:AIRプラグインの導入方法
Adobe Labs:Adobe Integrated Runtime (AIR)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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