米Microsoftは、ターミナルソフト「Windows Terminal Preview 1.11」を、8月31日(現地時間)にリリースした。なお、「Windows Terminal」はバージョン1.10となっている。
「Windows Terminal Preview 1.11」では、タイトルバーにアクリル効果を適用可能になるとともに、ターミナルをシステムトレイに最小化できるようにするオプション設定が追加された。
また、ターミナルでのテキストの強調表示を可能にするintenseTextStyleプロファイルが用意されたほか、fontオブジェクトがsettings.jsonファイル中のOpenTypeにおけるfeaturesおよびaxesを受け入れるようになっている。
さらに、設定のDefaultsセクションにて、デフォルトのターミナルとして起動した際に適用される設定を指定できるようになるとともに、ディレクトリやファイルを「+」ボタンにドラッグ&ドロップして、指定された開始パスで新しいタブ、ペイン、ウィンドウを開くことが可能になった。
ほかにも、ペインの新規または既存のタブへの移動や、タブ内でのペインの入れ替え、コンテキストメニューからのタブの分割によるアクティブなプロファイルの新たなペインへの分割といったペイン機能の強化、設定UIの改善を含む、さまざまな機能改善や追加、不具合の修正が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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