米HashiCorpは、Terraform CloudのセルフホストディストリビューションであるTerraform Enterpriseにおいて、コンプライアンス主導によるネットワークインフラストラクチャの自動化を実現する「Consul-Terraform-Sync 0.3」の一般提供を、9月1日(現地時間)に開始した。
「Consul-Terraform-Sync 0.3」では、自動化エンジンとしてTerraform Enterpriseを使用して、幅広いネットワークプロバイダにわたるインフラストラクチャのガバナンスとセキュリティ監視を提供しつつ、Day 2のアプリケーションネットワーキング配信ライフサイクルを、より動的に管理できるようになっている。
Terraform EnterpriseとConsul-Terraform-Syncとの統合によって、チケットシステムへの依存を減らし、開発チームの速度に合わせてたワークフローの最適化が可能になるとともに、機密情報へのアクセスを制限することによる人為的な設定ミスや潜在的なデータ漏洩の軽減、承認ワークフローによる必要な自動化レベルの選択、すべての変更の自動カタログ化による監査の簡素化、Sentinelを使用したポリシーの定義・管理・実行が実現する。
ほかにも、サービストリガにおいて正規表現がサポートされている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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