米HashiCorpは、動的インフラストラクチャにIDベースのアクセス管理を提供するHashiCorp BoundaryおよびBoundary Desktopの最新版となる「Boundary 0.6」および「Boundary Desktop 1.3.0」を、9月13日(現地時間)にリリースした。
「Boundary Desktop 1.3.0」では、UbuntuなどDebianベースのLinuxディストリビューションをサポートするようになり、既存のmacOSおよびWindowsデスクトップクライアントと同等の機能を備えている。
「Boundary 0.6」には、管理コンソールに大幅な機能強化とセキュリティ制御が導入されており、管理者はユーザーが受け取るアクセス許可に基づき、UI要素の表示および操作可能な機能を管理できるようになった。
そのほか、Okta、Azure Active Directoryといった、外部IdPによって維持されているアクセス許可の要求に基づいて、Boundaryグループのメンバーシップを管理可能なマネージドグループが、「Boundary Terraform Provider 1.0.4」を通じて構成できるようになっている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です