PythonによるWebアプリケーションフレームワークであるDjangoの開発チームは、「Django 4.0 alpha 1」を9月21日(現地時間)にリリースした。同バージョンは、4.0リリースサイクルの最初となり、「Django 4.0」で行われる変更を試す場となる。
「Django 4.0」は、Python 3.8/3.9/3.10をサポートしており、Python標準ライブラリのzoneinfoが、Djangoのデフォルトのタイムゾーンとして実装されるほか、データベース関数への機能的な一意の制約を作成できるようになり、新たにscryptパスワードハッシャが採用される(ただし、OpenSSL 1.1以降が必要なためデフォルトではない)。
さらに、Redisを使用したキャッシュの組み込みサポートや、テンプレートベースのフォームレンダリングなど、さまざまな機能追加・改善を予定している。
なお、「Django 4.0 alpha 1」がリリースされた時点で機能フリーズとなり、今後ベータ版のリリースを経てリリース候補へと進む。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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