米GitLabは、Web型GitリポジトリマネージャGitLabの最新版となる「GitLab 14.3」を、9月22日(現地時間)にリリースした。
「GitLab 14.3」では、.gitlab-ci.ymlの内容に関係なく、定期的なスケジュールまたはプロジェクトCIパイプラインにおいて、DASTおよびシークレット検出スキャンを実行するよう要求できるようになっている。
また、KubernetesクラスタとGitLab間での安全な接続を提供するGitLab Kubernetes Agentは、エージェントにグループ全体へのアクセスを許可することが可能になり、許可されたグループ下のすべてのプロジェクトにおいて、エージェントを登録することなくクラスタにアクセスできるようになった。
さらに、Wikiの新しいWYSIWYG Markdownエディタにおいて、選択したセルの右上隅にあるキャレットアイコンをクリックして、選択したセルの前または後に列と行を追加または削除することが可能になっている。
ほかにも、デプロイメント層を識別子としたグループレベルの権限の導入や、GitLab SASTにおけるRubyでの誤検知の削減、CI/CD構成におけるrules条件付きでのincludeの使用、他の変数内の変数の使用など、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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