JFrog Japanは、親会社であるJFrogの「JFrog Artifactory」および「JFrog Xray」ソリューションが米国防総省のアイアン・バンクに認定され、国防総省のDevSecOpsソフトウェア・イニシアチブであるPlatform One経由で利用できるようになったことを9月27日に発表した。
アイアン・バンクとは、FOSS(Free and Open-Source Software)とCOTS(Commercial off-the-shelf)の両方を含む、デジタル署名されたバイナリコンテナイメージのDCAR (DoD Centralized Artifacts Repository)のこと。
今回の認証により、開発者は国防総省の仕様に合わせてハードニング(堅牢化:脆弱性を減らしてセキュリティレベルを向上)された安全なアイアン・バンク認証リソースの中央バイナリリポジトリにアクセスできるようになった。このコンテナレジストリは、cATO(Continuous Authority to Operate)を備えているため、開発者は検証済みのコードをより迅速に本番環境に投入することができる。
すべてのアーティファクトはコンテナ・ハードニング・ガイドにもとづいて、セキュリティプロセスハードニングされており、システムに組み込まれたソフトウェアが自動的に使用を許可されるようになっている。
アイアン・バンクで認定されたコンテナは、国防総省全体で相互認証しており、AWSや、Docker、Microsoft Azure、Oracle、RedHat、VMWareなどのJFrogパートナーが提供するものを含め、現在800以上の認定コンテナが利用可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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