米Microsoftは、JavaScript用のAzure Identity 2.0クライアントライブラリと、プラグインパッケージを、10月21日(現地時間)に発表した。
JavaScript用Azure Identity 2.0クライアントライブラリでは、Microsoft Authentication Library(MSAL)の最新バージョン、機能、およびデフォルト設定を使用するバックエンドの修正が行われている。
InteractiveBrowserCredentialがProof Key for Code Exchange(PKCE)を使用した認証コードフローを、デフォルトで使用するようになるとともに、クレデンシャルのコンストラクタとgetToken実装が特定のエラーケースを別々に評価するようになり、nullを生成しない代わりに、すべてのエラーケースにエラーをスローするようになった。
以前のIdentityライブラリのイテレーションは、オプションでkeytarパッケージに依存しており、同パッケージはVisual Studio CodeのAzureアカウント拡張機能に保存されている、Azureアカウントのクレデンシャルへのアクセスが許可されている。そこで、次期Identityライブラリのイテレーションをサポートするために、新たな永続トークンキャッシュ機能が導入された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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