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キャリアインタビュー(AD)

男性も育休を取得するのは当たり前に――子育てと両立しながら活躍する2人のエンジニアに聞いた、Works Human Intelligenceの多様な働き方

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 国が推進する働き方改革は、「働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすること」を目指している。大手企に広く支持されている人事システム「COMPANY(カンパニー)」を開発しているWorks Human Intelligence(以下、WHI)は、ライフステージの変化や個人の価値観、家庭事情に応じた働き方を推進するなど、多様な働き方ができる企業だ。Great Place to Work Institute Japanが主催する2021年版日本における「働きがいのある会社」ランキングでも8位にランクインしている。WHIが提供する多様な働き方ができる仕組みを探った。

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Works Human Intelligenceでは男性の育休取得率は全国平均よりも大幅に高い27.0%

 少子高齢化により人口減少が進む日本。それに伴い労働力人口も減少の一途をたどっている。そこで国が推進するのが個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにする「働き方改革」である。

 人事システム「COMPANY」を手がけるWHIは「『はたらく』を楽しくする」というミッションを掲げており、それを達成するために自社の社員自身も「はたらくを楽しむこと」をビジョンとしている。

 そんな同社では、仕事と生活の垣根をなくして、介護や育児をしながら仕事をするワークライフミックスという働き方が浸透しており、男性エンジニアも育児休業(育休)を積極的に取得する文化が醸成しつつあるという。それは数値からも明らかだ。

 厚生労働省の「令和2年度雇用均等基本調査」によると、2020年度の男性の育休取得率は12.65%。これは過去最高の記録となったが、女性の取得率83.0%と比較すると、まだ低いのが実情だ。だが、WHIの男性の育休取得率は27.05%と、全国平均よりは高い割合となっている。今年に入ってからも、10人超のエンジニアが育休を取得し、職場復帰しているという。

 大規模なコードの保守や改善に興味を抱き、2019年に新卒で入社した寺尾拓氏は育休取得者の一人。寺尾氏は2020年12月から6カ月間の育休を取得した。「上司に相談したところ、長めに取った方が良いというアドバイスをもらったので、6カ月取得しました」(寺尾氏)

株式会社Works Human Intelligence DX Engineer 寺尾拓氏
株式会社Works Human Intelligence DX Engineer 寺尾拓氏

 現在、統合ID管理製品のプロダクトオーナーとして活躍する吉水智宗氏は、「2017年、2人目の子どもが生まれたタイミングで約3カ月間の育休を取得しました」と話す。

株式会社Works Human Intelligence 吉水智宗氏
株式会社Works Human Intelligence 吉水智宗氏

 吉水氏は分社化前のワークスアプリケーションズに2005年に入社。当時から会社としてダイバーシティを推奨していたというが、「1人目のときは、妻が出産直後に実家に帰省したため、育休を取得しなかった」という。しかし2人目のときは、長子が保育園に通っていたこともあり、実家に頼ることなく夫婦2人で子育てをしていこうと、育休の取得を決めた。「育休を取得することを上司に話すと、前向きに受け止めてくれた」と吉水氏は話す。当時は今ほど育休を取得する男性社員は少なかった。

 「職場全体で育休取得が当たり前という雰囲気を醸成するには、役職者が率先して取得していくことが大事だと感じ、率先して取得しようと思いました」(吉水氏)

子育てをしながら働く社員を支援する制度・仕組み

 WHIで育休取得が進むのは、子育てをしながら働く社員を支援する制度や仕組みを、社員が中心に働きかけて整備してきたからだ。社員からの声を元に、制度化、サービス化されたものがたくさんあり、その主なものがワークスミルククラブだ。

 ワークスミルククラブは子どもを持つ社員が”働くことを楽しめる”理想の制度を目指して、内容や運用方法を設計したもの。ワークスミルククラブは次の5つの項目からなる。

  1. 妊娠判明時から、子どもが3歳になるまで取得できる育児休業制度
  2. 子どもが小学校を卒業するまで選択できる短時間勤務制度
  3. 子どもの病気やケガの看護が必要な場合の特別休暇
  4. 福利厚生サービスによる託児所「WithKids」の利用
  5. 職場復帰時のボーナス制度

 いずれも魅力的な制度だが、中でも特筆すべきが社内に託児所「WithKids」が設置されていることだろう。社内に設置されていることで、子どもと一緒に通勤して、お昼ご飯一緒に食べられたり、自前で保育所機能を有することにより、保育園定員の空き待ちをする「保活」を避けて育休からの早期復帰が実現できるなど、社員からも非常に好評だという。

ワークスミルククラブ
ワークスミルククラブ

 WHIで高い育休取得率、復帰率を実現しているのは、これらの制度やサービスというハード面の整備だけではない。子育てと仕事の両立を後押しする文化の醸成というようなソフト面の整備も図られている。その1つが、社内コミュニケーションツールとして活用しているSlackに「パパママチャンネル」というオープンチャンネルが開設されていることだ。

 「150人以上の社員が参加し、日々の子育てについてちょっとした相談をしたり、愚痴を聞いてもらったりしています。このチャンネルは子育てをしている社員だけではなく、全社員に公開します。子どもを持たない人たちにとっても、子どもを育てながら働くことの理解につながります。子育てしながら働くことは普通だと思える文化の醸成に寄与していると思います」(吉水氏)

 とはいえ、育休取得をすると他の開発メンバーに迷惑をかけてしまうのでは、という不安もある。だが、そのあたりについても、「心配は不要」と吉水氏は話す。吉水氏のチームでは、メンバーが育休の取得を申し出やすい雰囲気を醸成していることに加え、属人化しないような仕事のやり方を心がけている。育休取得までの期間に余裕を持って吉水氏に相談するという信頼関係を築くことで、十分な時間をかけて引き継ぎや業務調整を行うことができるほか、機能開発をチームで担当したりドキュメンテーションをして担当者以外でも理解できる状況にしておくことで、属人化を防いでいる。

テレワークの導入で、さらに育児と仕事の両立が加速

 2020年、新型コロナウイルス感染症拡大によって多くの人の働き方が変化し、WHIでもテレワークを20年3月から試験導入して、夏からは本格導入された。現在、吉水氏のチームでは、メンバーの約9割がテレワークで勤務しているという。

 「これまで通勤に往復2時間かかっていたものが無くなったので、子どもを持つ親にとってより育児がしやすい環境になりました。大変ありがたいですね」と吉水氏。

 寺尾氏も、「テレワークだからこそ、育児・家事と、仕事の両立がしやすいと思います。例えばランチを子どもと一緒に食べるために、昼休みを長めに取ったり、子どもと散歩にいくため夕方少し抜けたり、その分、夜に働くというようなことができる。また、そういう働き方をSlackのパパママチャンネルやtimesという社内のSNSで発信されていることで、やっていいんだという空気感・雰囲気づくりに貢献していると思います」と語る。

 自由な働き方ができるとはいえ、中抜けした業務時間を深夜に確保したりするのはふさわしくない。そのあたりのマネジメントは難しい。「チームメンバーの就業状況をウォッチしておくことは重要だが、勤務時間をガチガチに管理するのではなく、日々、上司はメンバーと対話をすることで、必要な責務を果たしながら自由に働けるようなソフトなマネジメントを心がけている」と吉水氏は話す。

 吉水氏も寺尾氏も、「育休を取得したのは良い経験となった」と振り返る。「夫婦共働きなので、家事も育児も夫婦対等に取り組もうという考えです。ですが、そう思っているのと実際やるのでは全く違います。3カ月間の育休を取得することで、自分たちが思い描いていた生活スタイルを整えることができました。育休は男性がちゃんと育児や家事に参加するきっかけにもなる。自分のチームメンバーにも、育休の取得を促したいと思います」(吉水氏)

 寺尾氏も、「育休を取得する前は、育児をしながら、自分のこともできるかなと淡い期待を抱いていました。ですが、子育てが始まると忙しすぎて息をつく暇もありませんでしたね。最初の数カ月は育児に関して妻との信頼関係を構築する上でも非常に重要な時間。2人で協力して育児にあたることで、その後の分担もうまくいくと思います」と語る。

 また寺尾氏は、育休の取得は自身のキャリアにも良い効果をもたらしたという。「育休で一旦、業務の引き継ぎをすることで自分の業務をリセットすることができました。育休取得前は、ある製品の開発環境の改善に取り組んでいましたが、復帰後は全社的に開発環境の改善を行う新しい部署の立ち上げに携わっています。新しいことにチャレンジできるのも、育休を取得して良かったことの1つです」(寺尾氏)

多様なライフステージの社員が生き生きと働ける環境

 「社員が働くことを楽しめる」環境づくりに余念が無いWHI。同社では子育てをしている社員だけではなく、介護をしている社員、持病を抱えながら働く社員など多様なライフステージの社員が働いているが、皆それぞれの働き方ができるのがWHIの良いところではないだろうか。

 魅力はそれだけではない。「若手でも大きな責務のある業務を任せてもらえることも魅力です。入社3年目の私が全社の開発環境を改善するチームの立ち上げを任されたということがその表れです。当社の開発環境をよりよくすることはもちろんですが、似たような課題を抱えている外部企業に対しても、アプローチできる人材になりたいと考えています。今あるものに満足せずに、自分の働き方や働く環境をより良く変えていきたいという人に、マッチする会社だと思います」(寺尾氏)

 「自分が携わっているプロダクトを普及させて、社会に貢献していくことに加え、夫婦共に働きながら子育てをしたいという人が、生き生きと働ける職場にしていきたい。私たちは顧客や社会が抱える問題を解決するためにシステムをつくっています。顧客にメリットがなければ、どんな素晴らしい機能でも意味はありません。そういう考えに共感できる人に私たちの仲間になってほしいですね」(吉水氏)

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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