米Amazon Web Servicesは、AWSにおけるさまざまなベストプラクティスや教訓を基に、変革の機会を特定して優先順位を付け、クラウドの準備状況を評価および改善し、変革を導くためのロードマップ策定に役立つ「AWS Cloud Adoption Framework(AWS CAF) 3.0」の提供を、11月23日(現地時間)に開始した。
「AWS CAF 3.0」では、デジタルトランスフォーメーション(DX)に焦点を当て、データと分析の使用を重視している。
ビジネス、人、ガバナンス、プラットフォーム、セキュリティ、運用の、6つのグループを特定し、DXを成功させるために必要な、4つの変革ドメイン(テクノロジー、プロセス、組織、製品)を特定する。なお、機能と変革ドメインをベースに、4つの反復的かつ段階的なクラウド変革フェーズ(Envision、Align、Launch、Scale)が推奨されている。
クラウドがビジネスの成果をどのように加速するかを示すEnvisionフェーズは、ファシリテータ主導のインタラクティブワークショップとして提供され、変革の機会を特定し、デジタルトランスフォーメーションの基盤を構築するのに役立つ。
基盤機能全体の機能ギャップを特定するAlignフェーズは、ファシリテータ主導によるワークショップの形をとり、アクションプランを作成する。
Launchフェーズでは、本番環境でのパイロットイニシアチブの構築・提供を行い、ビジネス価値の向上を実証する。
Scaleフェーズでは、パイロットイニシアチブを望ましい規模に拡大し、期待されるビジネス上の利益を実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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