チェコのJetBrainsは、KDocまたはJavaDoc形式で記述されたコードドキュメントを収集して、HTML、GitHub Flavored Markdown(GFM)、Jekyll形式で出力を生成し、ユーザーや共同編集者と共有できるGradle/Mavenプラグインである「Dokka」の最新ベータ版を、11月23日(現地時間)に公開した。
今回、公開されたDokkaベータ版は、HTML出力形式のUIとUXを洗練させ、コミュニティの要件を満たし、次期リリースであるバージョン1.7に間に合うよう実装することを目標としている。
今後の安定版リリースでは、ユーザーからのフィードバックに基づき、HTML出力を安定させるとともに、Kotlin GradleプラグインでのDokkaのデフォルト提供、大規模プロジェクトにおけるメモリ不足問題の修正を目指す。
現在の安定版リリースの範囲には、HTML以外の追加の出力形式や、プラグイン開発者に向けたAPIの提供、Javaの完全なサポートは含まれていない。これらの機能を前進させ、作業に優先順位を付けるために、同社はユーザーへのインタビューを予定している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です