米Googleの、プログラミング言語Goの開発チームは、「Go 1.18」の最初のプレビュー版となる「Go 1.18 Beta 1」を12月14日(現地時間)にリリースした。
「Go 1.18 Beta 1」は、パラメータ化された型を使用したジェネリックコードのサポートを含んでいる。ジェネリックスは、Go言語のリリース以来もっとも重要な変更であり、かつ最大の変更となるため、取り扱いには最大限の注意を払う必要がある。また、特定の再帰ジェネリック型など、微妙なケースについては実装が将来リリースに延期されている。
さらに、ファジングベースのテストを作成する機能や、複数のGoモジュールを同時に操作できる「ワークスペースモード」、コンパイラフラグなどのビルドの詳細を記録する拡張されたgo version -mコマンドなどが追加された。
ほかにも、「Go 1.17」で追加された、x86-64システムでGoコードを高速化するための、新たなレジスタベースの呼び出しがARM64およびPPC64にも拡張され、最大20%のスピードアップを実現している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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