「Go 1.18 Beta 1」は、パラメータ化された型を使用したジェネリックコードのサポートを含んでいる。ジェネリックスは、Go言語のリリース以来もっとも重要な変更であり、かつ最大の変更となるため、取り扱いには最大限の注意を払う必要がある。また、特定の再帰ジェネリック型など、微妙なケースについては実装が将来リリースに延期されている。
さらに、ファジングベースのテストを作成する機能や、複数のGoモジュールを同時に操作できる「ワークスペースモード」、コンパイラフラグなどのビルドの詳細を記録する拡張されたgo version -mコマンドなどが追加された。
ほかにも、「Go 1.17」で追加された、x86-64システムでGoコードを高速化するための、新たなレジスタベースの呼び出しがARM64およびPPC64にも拡張され、最大20%のスピードアップを実現している。