米HashiCorpは、アプリケーションのビルドからリリースまでを抽象化する「HashiCorp Waypoint 0.6」に新たに搭載された、HelmアプリケーションのKubernetesへのデプロイを自動化する機能について、12月15日(現地時間)付の公式ブログ投稿にて紹介している。
「HashiCorp Waypoint 0.6」には、クラスタへのアプリケーションのデプロイとリリースに関する対話プロセスをサポートおよび改善する機能が追加されており、新たに搭載されたHelmプラグインと、既存のGit統合を使用することで、コードリポジトリに変更を加えるたびに、Helmアプリケーションをクラスタに自動デプロイできる。
Helmプラグインは、helm installとhelm updateの2つのコマンドを、ビルド~デプロイ~リリースのプロセスを単一のコマンドで実行可能なwaypoint upに統合したもので、バージョン0.3にて行われたGitリポジトリとの統合によって、リポジトリをポーリングして変更を確認し、waypoint.hclファイルで定義されているビルド、デプロイ、リリースのプロセスを自動的に実行できるようになっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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