Manasは、同組織が開発するオブジェクト指向プログラミング言語Crystalに、インタプリタを統合したことを、12月29日(現地時間)に発表した。なお、インタプリタを使用するには、Crystalを特別なフラグでコンパイルする必要がある。
「Crystal」は、Rubyに似た構文を使用し、変数の型やメソッド引数を指定する必要がなく、ネイティブコードへのコンパイルが可能なオープンソースのプログラミング言語。
インタプリタの統合によって、コード生成フェーズがスキップされるため、再コンパイルすることなくコードの変更をすばやく試せるようになるとともに、デバッグのエクスペリエンスが向上する。
ただし、現時点ではインタプリタは実験段階にあり、早期のマージによる適切な議論の喚起、およびそれにともなう開発スピードのアップを目的としている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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