米Googleは、オープンソースプロジェクトにおけるセキュリティリスクを計測する、自動セキュリティツールの最新版「Scorecards V4」を、1月19日(現地時間)にリリースした。
「Scorecards V4」では、計測範囲の大幅な拡大、新たなセキュリティチェックの搭載、セキュリティの自動化を容易にするGitHubアクションの提供が行われている。
ScorecardsのGitHubアクションは、GitHubマーケットプレイスにて入手でき、GitHubリポジトリの変更時に自動実行され、リスクの高いサプライチェーンを検出した場合は開発者へアラートが送られる。
なお、開発者へのアラートは、GitHubのコードスキャンダッシュボードに表示され、GitHub.comのパブリックリポジトリから確認することが可能なほか、GitHub Advanced Securityを通じてプライベートリポジトリでも確認できる。
Googleでは、Scorecardsによる週ごとのスキャンを、非常に多くのGitHubリポジトリに拡大しており、Open Source InsightsのWebサイトとのパートナーシップによって、スキャン結果へのアクセスが容易になっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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